わたしたちの仕事は、目立つことはない。表舞台に立つこともない。
かと言って縁の下の力持ちでもない。
例えるのなら水だ。空気だ。
日常の中であたり前にある水や空気の恩恵を直に感じることは少ないだろう。
同様に、わたしたちの事業は表立つことはないが、多様な経済活動・営みに関わっている。
人が動けば経済が動く。経済が動けば機械が動く。否応なくリサイクルも動き出す。
気負うことなくリサイクルし、循環させる。ただ呼吸するかのように。
そこに再生できる原料があるのなら再生させる。
構えることなくメンテナンスをし、修理をする。息を吸い吐くかのように。
そこに修理できる対象があるのなら無心で直す。
水のようにしなやかに、その時代、場所、課題、需要に合わせて変化し
日々の経済活動を円滑に、人々の営みがいつでも瑞々しい状態に保たれるよう
安定させるのがわたしたちの使命だ。
この社会や人々が、今日も変わらない日常を過ごせること。
それが私たちのMissionだ。
意識することなくとも皮膚の下で確実に脈を打つ動脈のように。
全身に向かい送り込まれた血液を心臓に戻す静脈のように、世に送り込まれたモノを元に戻す。
節と節とをスムーズに繋ぐ潤滑液のように、人と地域と社会の間に流れる。
不具合や課題があるのなら未然に防ぎ、傷ができれば修復する。
それが、わたしたちだ。
ある瞬間において価値を失ったものを、再び価値の有るものに変換できる力。
価値を正しく見定め、その確かな価値をもとに人や社会にアピールする力。
意欲だけではなく、実行する力。
実行だけではなく、考える力。
力だけではなく、相手や社会を自分事として捉えられる感性。
それら全てを結集して行雲流水の如く存在する。
それが、わたしたちだ。
今、世の中が躍起に取り組んでいるエコ、循環型社会、SDGs。
わたしたちは1950sからやっている。
時代が少しずつ追いついてきた。ならばわたしたちはさらに先を行こう。
わたしたちが動く、その一挙一動すべてがリサイクルだ。
ただ元素をリサイクルしているのではない。本当の意味での循環だ。
市民、地域、行政、国、それらを繋ぎ循環させる「サーキュレーター」だ。
私たちが直すのは機械ではない。
不測の事態によって変更を余儀なくされたお客さまの時間と不安な感情だ。
人間にとって最も価値あるものはお金ではない。
お金では手に入らない時間と焦燥を解決し、治癒する。
その意味では、わたしたちは人と機械との間で起こる全てのアクシデントに対応する「ドクター」でもある。
それも限定された専門医ではなく、機械・メンテナンスの総合医療を目指す。
対応エリアも着実に広げ、さらに大きな範囲でお客さまの時間と焦燥を解決し、治癒する。代表取締役 梅田 由輝
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