まずは以下を定義させていただいた後に、
本題へと入りたいと思います。
思い出補正
過去の出来事や体験を実際よりも良く、
または悪く記憶してしまう現象のことです。
特に過去の出来事を美化して良い思い出
として記憶してしまうことを指します。
この現象は個人の記憶の特性や、時間経過
による感情の変化などが原因で起こります。
定義を確認した上で、私のYouTubeに
突然お勧めとして挙がってきた
こちらの動画をよろしければご覧ください。
私自身も当初はそんなに興味が湧いたりした
わけではなかったのですが、
なぜだか静かに見入ってしまいました。
サムネ画像はちょっぴりアレですが笑
はい、
全編ただの風景動画です。
別に特別貴重なものが映っている
わけでもなく、四半世紀前の街の風景
が、ただただ流れていくだけ。
それはまるで25年以上前の空気が、
ひっそりと封入されている玉手箱。
1999年。
当時20歳であろう私は、確かに
このような風景の中に存在していました。
ここに映っている渋谷ではなく
池袋を根城にしていたわけですが、
なんせ岐阜県生まれ長良川育ち。
髪の毛をエメラルドグリーンに染めて
夏休みは実家に帰り、おばあちゃんには
外人さんやと間違えられていたあの頃。
学生生活2年目を迎えていた1999年、
この渋谷でもちょくちょくバンドで
ライブをしたりと、正に若さと
馬鹿さを兼ね備え、そして謳歌していました。
別に今が不幸せな時代だとか
そんなことを言いたいわけじゃなくって、
ただ以下のコメント達が少し心に刺さったのが
今回の動画を紹介する契機となりました。
「スマホなんか無い時代だから
景色を見て、みんな会話を楽しんで、
下を向いてる人はほぼいない。」
→ 今の時代の風景とは何かが違う。
そう感じた答えがこれでした。
「氷河期世代が街を闊歩してた時代だな。」
→ そうです。レペゼン氷河期世代。
「当時、道玄坂で働いてた。
思わず動画の中に自分を探した。」
→ はい、私も映り込んでいる可能性など
万に一つも無いと分かりながらも
自分を探してしまいました笑
まさしく世紀末だったこの年。
つい最近の7月の大災難予言でしたっけか?
奇しくも1999年も、ノストラダムスの大予言で
同じように盛り上がっていましたね。
そんなこの年の思い出を
補正しつつ羅列しながら、
本日はお別れしたいと思います。
・石原慎太郎が東京都知事に当選
ちなみに当時、大阪府知事は横山ノック
・ノートパソコン iBook が発売された
・統一通貨ユーロが導入された
・日産とルノーが資本提携を結ぶ
・パイオニアがDVDレコーダーを発売
・ガソリン店頭レギュラー平均価格が90円
・Bluetooth誕生
・マカオがポルトガルから中国に返還
・プーチンが首相に指名される
・中日ドラゴンズが11年ぶりに優勝
私事で言えば、その頃も今と変わらず
大好きだった音楽と格闘技の思い出。
かろうじて思い出せる微かな記憶から
検索してみたところ、この年は8月に
格闘技は新日本プロレス真夏の祭典
・G1クライマックス at 両国国技館
音楽なら
・jamiroqai 11月の東京ドームライブ
これは補正ではなく本当の観戦と、鑑賞。
昨日見た映画で過ぎていった時代は 僕のママやパパが子供の頃
それは世紀末のクリスマスイブ 誰もが愛したこの街は
知らない神様が変えてしまうっていう話