たまーに
「 いつもポジティブですよね?」とか
「 あまり落ち込まないですよね?」とか
「 謎の自信がおありですよね?」とか
そのような類の褒められているのか、
茶化されているのか分からないような
質問をされることがあります。
答えはいつも決まっています。
ネガティブだとか、ポジティブだとかを
考えておりません。いつも普通です。
ネガティブもポジティブも、
そんなものは存在しない。
もしそう捉えてしまっているのなら、
ただ自分がそのような状況だと
思い込んでしまっているだけ。
落ち込むことも、舞い上がることも
そのようなことは特にありません。
自分でそのように自分の状況を
わざわざカテゴライズするからそうなる。
自信?
まあ無くはないけども、いちいち
これは自信があるから大丈夫だ! とか
無いからできませーん とか
考えていないわけなんです。
そもそも自信があるの・無いの、の
世界観に迷い込んでいるのは自分自身。
「 何を禅問答のようなこと言い出してー 」
いやでも本当にそういうことなんだと
思います、人生の鍵となるのは。
もちろん私は何かの宗教に傾倒して
いるわけではありませんし、皆様に何か
こうあって欲しいなんていうものも
一切合切ございません。
ただただ本当に、
この世界に良いも悪いも、善も悪も。
ポジティブもネガティブも、敵も味方も
果ては白も黒も。
人間が勝手にカテゴライズしているだけ。
たとえば色について例をとっても
「 これは白だ、いやあれは黒だ 」と
そんなことを細かく選別して
世界を見ている生き物は人間だけ。
他の生き物は白だとか黒だとかではなく、
それをそれのまま、ありのままで捉えて
いるんだと想像できます。
人間はそのようにして他の生き物より
細かくこの世の様々な事象を
捉えられている、他より優れた生物だ
なんて考えている節があるのだとするの
ならばそれは間違いかもしれません。
もともと何も特別なことなんてないんです。
様々な状況、状態を
これはあれだとか、これはそれだとか
自分が指差しして勝手に決めているだけ。
こんなに幸せだとか、
こんなにつらく悲しいだとか。
実はそもそも、そんな現象はない。
そのように勝手に解釈している
自分がいるというだけ。
雨を感じられる人間もいるし、
ただ濡れているだけの奴らもいる。
ボブ・マーリー
節分の存在なんて忘れている人間もいるし、
鬼になりきれるだけの勇気がある奴もいる笑