前回記事の続きとなる内容を
書いていこうかと思います。
実際に私も最近、
自身の周辺に起こった小さな
いや、小さくもなさそうな喪失感を
抱いた瞬間に
「 あぁ、こんな悲しい思いをするのなら
いっそ所有をしなければよかった。
そうすれば、そもそもこんなことで
悩むこともなかったのにぃ。。」
と、思春期の青年よろしく
センチメンタルな気分に浸り
「 もう何もかも手放してしまえ!」
などという逃避思考に一瞬だけ陥りました。
一瞬だけ陥って、
すぐに我に返りました。
確かに所有するもの、背負うもの
人間関係から果ては動物や植物の
世話をすること、その他もろもろ。
そういうものが少なければ少ないほど
日々、いろいろなことに心を揺るがされる
リスクが減ります。
ただ反対側の目線から見れば、
それらと共に過ごす時間や感情
経験などを得る機会も減ってしまう。
これもまた真実だと思います。
どちらが良い、ではなく
要はバランスの問題。
欲しいものを全部手に入れ
やりたいことを全てやれば、
それ相応のリスクと責任が伴う。
また一方で、面倒だと
様々なことから距離を置き
色々な経験からも遠ざかれば、
そういった生き方では知りえない
感動や体験や景色を見ずに人生が終わる。
そのバランスは個々人が決めればよい。
私ならどうするのかって?
大変だけども尊さで選ぶ。
かもしれないし、
そんなことないのかもしれない。
2024′ サイケ風なフォトグラフィー vol③
(外気温がサイケデリック!)