古代ギリシアの哲学者エピクテトスは
このように言いました。
「 自然は人間に舌ひとつと耳ふたつを与えた、
話すよりもその倍は聞くことができるように 」
また盲聾唖を乗り越えたヘレン・ケラーは
このように語っています。
「 耳が聞こえないことが最も不運だった。
声の響きは言葉をもたらし、考えを解き放ち
人々との知的な関係を育むものだから 」
半年ほど前に書いた記事の中でも
聞くということ、傾聴の大切さ
について触れましたが、なかなかどうして
時々において反省しなければならない場面が
出てくる私はまだまだ未熟者であります。
さすがに何かを言われて言い返したりや、
言い訳などをして時間やエネルギーの
無駄遣いをするようなことは少ないのですが
こと、黙って聞く。
自分の主義主張は脇に置き
相手方のお話をとことん聞いて
「 うん、そうか 」と頷く。
これが本当に難しい。
実際に試みて毎回思うのですが、
沈黙するのは話すより
遥かに遥かに難しい。
だからこそ効果があるのでしょうね。
脳科学的にも
相手の言わんとしていることを
本当の意味で理解できている時は、
相手の脳波と自分の脳波が
同調・シンクロするとのことです。
弛まぬお互いの協調が
同調の予兆を希望の象徴として、
そのふたつの耳をアンテナに共聴すれば
いつかあなたと私も
synchronized
understanding!
つまらぬ韻でお疲れの方は
こちらのROOMにINしてください。