あなたがそれほど意識をせずに
自然と身体が動くこと、独特の癖や、
ずっとやり続けられること。
それがあなたの「 得意 」です。
または「 才能 」とも言えます。
「 いやいや。せやかてワシには
そんな得意なこととか、ましてや
才能なんてもんはあらしまへんわ。 」
あるんですよそれが。
誰にでも、何かしらは。
得意なこと、特徴的な癖や、
自然とやり続けていられることなどから
その人その人の才能を見出すこと。
これが最近、実に面白い。
なんにも才能などなさそうに見えても、
もしやこれは!というものを見出し、
それを適所にて発揮してもらう感覚。
それは人の短所を見るのではなく、
良い部分・長所にフォーカスをする作業。
そうするとですね、ついでの効能も
オマケとして付いてくるんです。
人は短所ばかりを指摘してくる人よりも、
できるだけ自分の良い部分を見てくれる人。
ましてや自身でも気付けていないような
才能を引き出してくれるような人に、
自然と信頼が集まってくるものです。
まあそういう事なんで、あなたも
あなたの周りにいる人について
できるだけ「 得意 」や「 才能 」の種を
見つけるようにしてみませんか?
「 いきなり言われても、難しいやん。。」
そんな御仁のためにも、
文末にいくつか才能の発見事例を
挙げておきますので、
ご参考にしていただけましたら幸いです。
・食べ物の好き嫌いが多い。
:一方で味覚は敏感ではあるので、本来
あまり食べるべきではなさそうなものを
食べなくて済んだりもする。
好き嫌いが多く食べられる物が少ない一方
同じ物を飽きずに食べ続けられる→
こだわりが強いので特定範囲の料理を
突き詰められ、尖った感性のお店を
プロデュースできるかもしれない。
・匂いを嗅ぐことが好きで、
何にでも匂いを嗅いでしまう。
:鼻が良いので国家資格である
「臭気鑑定士」になれるかもしれない。
または異臭にも敏感なので、異変に気付き
災害時などで身を守れるかもしれない。
・歴史上の人物や、戦略ゲームが好きで
何時間でもやっていられる。
:人物の能力を見極める力や背景を頭に
インプットできる、そもそも人が好き→
人材登用・配置に長けている。
ゲームの目標を達成するために長期的な
計画立案、資源の管理、チームの育成→
リーダーとしての素質があるかもしれない。
・逆に人そのものに、あまり興味が無い。
人付き合いが億劫だ。
:人に色々と依存したり群れたりしないので
人間関係で気持ちがあまり上下しない。
他の人と交わることが少ない分、ひと味
違った見方や意見を出せることがある。
・常に想像、空想、妄想、夢想をしてしまう
:人は想像してもいないことは、そもそも
行動にすら移せないので、もしかして
何か事を成し遂げられるかもしれない。
その謎の妄想パワーにもしかして
引き付けられる人が出てきて、
モノが動いて、組織が動いて、
地域が動いて、お国が動いて、
世界が動くかもしれなくもなくない!

1000人いれば、1000通りの才能があるくない?