「 僕は自分の目で見たものしか信じない。
けど、この目で見たものは
どんなに馬鹿げたものでも信じるよ。」
自由な旅人スナフキンの言葉ですが、
皆さんはいかがでしょうか?
インターネットが生まれ
多くの人間がスマホを手にし、
暇があればSNSを覗いてしまうこの時代。
誰しもが情報の濁流に飲み込まれそうに
なりながら、その中から個々人が
「 これは真実なのか?」と自らに
問い質す暇もなく、情報そのものに
洗脳されかけてしまうような昨今。
私の周辺の方々でも本人は良かれと思って、
「ねーねー知ってる? あの人
過去にあんな発言したらしいよ」
「あの人は、そういう考え方らしいよ」
「あの会社の担当は態度が厳しいよ」
「あそこの社長はこんな人」
「あちらの学校は素晴らしい」
「この町内の人々はお節介」
「あのお店は美味しくない」
「あのバンドはいまいちだな」
「あの政治家のバックには何某」
「あの国の歴史、街には闇が潜んでいる」
「この世界は神が造りたもうたらしい」
あんなん こんなん どんなんですか?
皆さまのご経験や、
人づてに聞かれたお話。
噂話に都市伝説、果ては内緒話まで。
色々と教えてくださりまして
誠にありがとうございます。
でもですね。
このような時に私は、
いつも冒頭のスナフキンの心境となります。
だって実際に見てはいないし、
本人から話を直接聞いたわけでもないし。
自分で味を確かめたり、雰囲気を感じたり。
話を聞くにしたって
相手の表情がどんな風なのか、トーンや
抑揚、それから話の前後関係も然り。
私はできたらぜーんぶ自分で感じて、
できるだけ自分で判断したい。
さりとて、
「 ワタクシニハカッコタル
ジブンジクガゴザイマシテ!」
とか、そんな堅物にはなりたくないですし。
自分以外の意見や感想を聞くってのは
本当に面白い。新しい視点も得られる。
というわけで、これからも私に
皆さまのフリーダムな意見や発言、
感想をぜひともお聞かせください。
「でもお前、さっきスナフキンや
ゆーとったやんけ。」
「だってそれじゃあそのうち誰も私に
話をしてくれなくなるじゃないか笑」
「小賢しいことばかり言っておらず、お前も座禅を組んどけ。」
「あ、はい。」