「 怖いもの 」が怖い
のではなく、
「 分からないもの 」が怖い
「 暗闇 」だから怖い
のではなく、
「 暗闇に何があるか分からない 」から怖い
「 見通しが立たない 」から不安、怖い
なので
見通しが立てば怖くない
「 明らかではない 」から不安、怖い
なので
明らかになれば怖くない
つまり怖い・不安は、
その恐怖や心配の対象を知ろうとしないから。
目を開いてちゃんと見ようとしないから。
まさに読んで字のごとく闇雲に恐れているだけ。
さながらそれは
目を閉じて、両手で耳を塞ぎ、
しゃがみ込んでうずくまっている子供のよう。
だからさ
びびってんじゃねーよ と。
めぇーひらいて
みみかっぽじって
平然として物事に立ち向かえば
恐るるものなど少しずつ減ってくるはず。
そう。
そうした頃に、このことにも気付いてくるはず。
最も怖かったことは
弱い自分を。すぐに逃げたり諦めたりする
自分を認めることだったとね。
君、恐るるなかれ!
「 世の中に不満があるなら自分を変えろ、
それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ! 」
by 公安9課少佐