暑い。今年は正に酷暑。
弊社オフィス前に植えてある木々も数本
「 葉焼け 」を引き起こすほどの日差し。
お盆連休とは言えども
一日おきに会社に水やりに行かないと、
夏が終わる頃には大惨事になりそうな予感。
そんな、早朝から既に30℃を
優に超えるなか車内でランダム選曲にて
流れ出したのはこのバンド。「 OZMA 」
もちろんDJの方ではございません。
このブログを読んでくださっている方々、
誰一人としてこのバンドを知らない事に
心からの自信がございます(笑)
そんな米国カリフォルニア州出身の
5人組インディー・ロックバンド。
私が10代の頃からずっと大好きだった
ジャンルである泣きメロパワーポップで
ツインボーカル・ツインギター、
キーボードも巧みに使い、そこに
美しいまでの多重コーラスにて
日本人の心の奥底にある心情を刺激し
共鳴をいざなうハーモニー。
個人的に大好きなアルバムは2枚あるの
ですが、今回は2002年に発表された彼らの
3枚目のアルバムをご紹介いたします。
Spending Time
on the Borderline
01. Spending Time
03. Come Home Andrea
04. Bad Dogs
06. Turtleneck Coverup
07. Gameover
10. Eponine
このアルバムが発表された2002年。
折りしも日本でワールドカップが
初めて開催されたその年。
私は東銀座駅から徒歩10分弱、
道向かいは築地市場、隅田川を渡れば月島
そんな勝鬨橋のたもとにあるビルで働き、
何かを勘違いして生きていました。
隅田川と言えば、今年4年ぶりに
開催され話題となった江戸川花火大会。
一度だけ行ったことがあるのですが、
岐阜の花火大会と比べ物にならない群衆に
圧倒され、近寄ることすらできず退散。
その隅田川を少し遡っていくと
川岸には両国国技館。
こちらでは相撲観戦の経験は無く、
あるのは新日本プロレス
真夏の祭典 G1クライマックスを
学生4人でマス席より楽しみました。
再び隅田川を下っていくと
東側に位置するのが江東区。
江戸時代に造成された埋立地でもある
この辺り。木場というワードだけが
今や記憶の片隅に残っているのですが、
当時所有をしていたバイクをそこまで
幾度となく走らせて、
「 大人になるための準備期間 」を
謳歌しつつ、ただただ何の責任も
取ることのできない男だった私。
そのバイクでの道すがら、最もよく聞き
印象に残っているのがこのアルバムでした。
東銀座で働いていた当時の会社。
それこそ入社試験当日から
最後に会社が解散するまで、
本当に様々な出来事がありましたが
社長がこの年の夏の終わりに
ぽろっと私の前でこぼした言葉、
「 不思議な、夏だなあ。」
今でもなぜだかとても印象に残っています。
あれから数えて21回目の今年。
この夏もまさしく不思議な夏になりそう。
ちなみに隅田川ではございません。
ついでにDJ OZMAを調べたら私と同い年、
生年月日が全く同じだと知った不思議な夏2023。