と、思わず叫んでしまったとか
しまわなかったとか。
ありがたいことなのですが、
相変わらず途切れることなく押し寄せる
判断・相談・決断の三段活用?に
きーきー言いながら頭を高回転させねば
ならないのに、昼食をとったことによる
血糖値の上昇からの眠気。
これはいかんと脳裏に浮かんだのが
この言葉でした。
ヴァルハラ
北欧神話の主神オーディンが、
アースガルズに所有する館の名で
勇敢に戦って死んだ戦士たち
が迎え入れられ宴が催される
〈戦死者の館〉を意味する。
「 いきなり何だ?
何の話が始まったんだ!? 」
と狼狽える皆さん、安心してください。
こんな頭が煮詰まったような時は
小難しい話はもってのほか、
少し北欧神話にでも思いを馳せましょう!
とは言っても、平日から神話かよ~って
なるのもなんだと思いますので
少し前まで私が見ていた海外ドラマ
「 ヴァイキング 〜海の覇者たち〜 」
のお勧めポイントを気分転換がてら
気ままに挙げてみたいと思います。
そもそも私は文化、人種、宗教、戦争
それらが入り混じった歴史ものや史実に
基づいたストーリーものが昔から大好きです
ヴァイキングに対するステレオタイプ的な
イメージや、北欧神話の神々は子供の頃に
やっていたゲームのキャラクター名で
使われたイメージくらいはあるものの
実際の彼らの起源はどうなのか?
いかにして北欧と西欧が混じりあって
いったのか?を詳しく知りたくなり
NETFLIXでこのドラマを見始めたら、
その世界観にどっぷりとはまりました。
はまった要因は数あれどベスト3は
①とにかく登場人物達の描き方が上手
実在した人物とファンタジー要素を
含んだキャラクターの絡め方が秀逸。
②多神教であるヴァイキング達と
キリスト教徒である主に英・仏の人々
との対立や交流が、当時の時代感を
見事に再現しながら展開されている。
③その多神教であるヴァイキング達が
いかにキリスト教と同化していくのかが
非常に勉強になった。
そして深いシンパシーを感じたのは、
私たち日本人と彼ら古代ヴァイキング達は
同じ多神教ベースの文化に生きている(た)
それがこのドラマの世界観に
入り込めた要因だと思いました。
「 神 」と「 神々 」の違い。
これについてはまたいつかの機会に
書いてみたいと思います。
それでは最後に心に残ったポイントを
メモしていきますね。
・厳しい寒さ、痩せた土地の北欧では
寿命が短く40歳を超えられる者は稀
・そのことが彼らを西へ西へとの略奪行為に
走らせた。 略奪=生存行為
・しかし略奪を専業にしていた訳ではなく
交易もし、普段は農業もしていた
・生きるのに厳しい現世に比べ栄誉と宴の
館であるヴァルハラは正に天国、
そのため戦士たちは進んで戦地に赴き
死を恐れなかった。むしろ戦わずして死を
迎えるとヴァルハラに行けないと信じて
いたので、そのことの方を恐れていた
・物語前半の主役、伝説的英雄ラグナルと
女王ラゲルサの演者がとにかく格好良い
・ラグナルの息子達の演者も格好良く、
キャラも非常に立っている
異名(日本語訳ではなく英語の方)が
また中二病的かっこよさ
長男:剛勇のビヨルン Björn Ironside
四男:蛇の目シグルド Snake In The Eye
末弟:骨なしアイヴァー Ivar The Boneless
・ヴァイキング達がイングランドの地で
初めて襲撃したのは村ではなく修道院
・イングランド側の各王国もヴァイキングと
交渉し、傭兵代わりに利用もしていた
・ヴァイキングの中でも略奪後に
故郷に戻らずそのままイングランド
などに定住する者がいた
・定住地ではお決まりの文化、習慣、
宗教の違いによる現地民との衝突が勃発
・それにも負けずその後はイングランドから
フランスパリに、さらには地中海を周り
最終的にはイスラム地域まで達していた
・ノルマンディー上陸作戦で有名な
その地名は読んで字のごとく、
西フランク王シャルル3世が
ノルマン人の「 ロロ 」にその土地を
与え、ノルマンディー公の地位を
叙したことに由来する
・アイスランドとグリーンランドは
ヴァイキングと同族である
古代スカンジナビア人によって発見された
・アメリカのMARVELに出てくるヒーロー
「 マイティ・ソー 」は北欧神話の
「 雷神トール 」がベースなのは有名
・進撃の巨人なんかも有名ですね
・オーディン、グングニル、ラグナロク
ロキ、ヴァルキリー、ヨルムンガンドなど
中二病をくすぐる響きが満載
「 あたしが行きたいのは芭流覇羅ではないからね!」