「 金とか物が君にとってのリッチなの?」
「 私にとってのリッチとは
人生そのものだよ 」
これは40数年以上前に亡くなってしまった
タフ・ゴングの通称で愛された
レゲエの先駆者、ボブ・マーリーが
インタビューを受けた際の一節です。
インタビュアーが
「 あなたはリッチですか?」と
ボブ・マーリーに聞くと
「 君の言うリッチとはどういう意味だい?」
と、ボブが聞き返す。
そこでインタビュアーが
「 ボブ、あなたは多くの物を持っていたり
銀行にたくさんのお金が入っているの?」
と、聞いたところ彼が答えたのが
冒頭の2つのフレーズです。
リッチとは人生そのものだ
言葉の意味はよくわからんが
とにかく凄い豊かで、満たされて
いるような感じは伝わってくるぜ(笑)
所詮、お金や物は
何かと何かを交換するための道具。
あなたの自尊心を満たすためのお飾り。
いくら道具やお飾りを取り揃え手に
入れたとしても、本物のリッチってのは
そういうものとは一味違うんだぜ。
彼ならそう言うんじゃないかと妄想します。
お金や物はあるに越したこたーない。
こたーないけど、それよりも私は
その日その時のパッションや経験を
楽しみたい。大切にしたい。
それが私にとってのリッチ。
「 そんな事を言えるのは、
あんたに余裕があるからだーよ。」
そうかもしれない。
そうかもしれないけれども、
自分の置かれた環境を卑下したり
周囲に原因を求め他責になるのも
これまたくそしょうもない。
もし明日死んだとしても
目を閉じる瞬間に、死を悟った刹那に、
自分のライフ(人生)はリッチだった!
そう自然と思えるように
仕事も趣味も、やりたいことを全部やる。
経験する、行ってみる、聞いてみる
食べてみる、読んでみる、会ってみる。
死ぬとなったその時に残るのは
お金でも物でもなく、経験と思い出。
やと思うで。
新しい岐南の壁が、少しづつ姿を現してきたで。