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2025.05.11

つまらない男

思い切って色々と手放してみると

その分、案外また何か新しいものが

向こうの方からやってきたりするものである。

仕事やビジネスに限らずの話ですが

一国の未来を

その双肩に担うような立場の人物から、

果ては小中学生の少年少女だって

皆、何かしらの人間的なしがらみや

物質的なモノ・存在までを含めて

その人その人、目に見えない様々な

荷物を背負って生きていると思います。

だけどそれはまるで

両腕、両肩に重くて大きな荷物を背負って

山登りをするようなもの。

あまりの大荷物で登るだけでも

しんどいし、登山途中も辛くて

下ばっかり見て登っていく羽目にもなる。

なんとか登り切ったとしても

山頂ではゼーハーゼーハーで、

せっかくの美しい景色も疲労困憊のなか

楽しむことすらままならない。

そんなんではあきません。

わざわざそんなしんどい思いを

せんでも良いでしょう。

心も身体も身の周りの所有物も。

そんな重装備にせず、なるべくシンプルに

思い切って軽装備で

(本物の登山にそれでは危険ですよ、

 あくまでも比喩としてのお話です。)

なんなら手ぶらくらいの感じで行けば、

あら不思議。

もちろん身軽な分、行動力は増し

心にもゆとりが生まれるので

想像力や新しい発想なんかも生まれやすい。

下ではなく、前を向いているので

視野も広がるぜ。最高!

さあさて。

色々と身軽にした方がなんだか

よかろうもん。

という方向性が見えてきたところで

表題の件です。

最近の会食の中で聞いた、

「 つまらない男 」についてのお話。


とても仕事ができる人間がいました。

収入もそれなりのものを確保し、

それに比例するように様々な

生活水準を上げていきました。

その結果、以前は何においても

積極的かつ前向きだった彼が、

いつしか守りに入りだしました。

一度上げてしまった生活水準を

守るために働くようになってしまいました。

少なくとも会食にて話をしてくださった

方には、そのように見受けられたようです。

そして、最も印象的だったのが以下の言葉。

「立場や収入が上がり、タワマンに住み、

 高級車に乗り、高級な品々を

 身に着けだした途端に守りに入って、

 つまらない仕事しかできなくなった

 男たちを何人も見てきました。」


つまらない男にならないように。

私はさらに身軽に、そして要らないものを

背負い込まないよう手放していく方向性を

あらためて確認を致し候。 な、若葉の候。

言い換えれば、多くの人間にとってイメージがいかに大事かってことですよね。

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