「 諦める 」と「 受け入れる 」は違う。

どういうことかと言いますと、

「 は～、Aさんは何を言ってもあかんから

　　もう好きにしてもらいますわ～。」

「 Aさんはもうこういう人なので、

　そのように理解して接していきます。」

これはAさんのこと・態度を

「 受け入れた 」わけではなく、

「 諦めた 」のだと私は捉えます。

一方、受け入れるというのは

こういう感じなんだと考えます。

①Aさんがあのような発言や態度を取るに

　あたっては、何かしらの理由や経緯、

　考えがあってのことなのではないか？

②Aさんの話や考えを直接聞かなければ

　本心は分からないから聞いてみよう！

③なるほど。話を聞いてみれば、

　そういった理由でAさんが

　あのような態度や感情の発露と

　なっていたんですね。

④了解です。Aさんなりの考えや感情が

　あるのもよく理解できたので、

　それを念頭にこちらもAさんへの対応を

　もっとこのようにしていこうと思います！

例文が長くなりましたが、

私はこれが相手のことを

「 受け入れる 」に至る、

大切にすべきプロセスだと考えています。

考え方や態度が気に食わない。

腑に落ちない、納得のいかないような

反応をされたからって、相手のことを

非難するのは誰でも簡単にできます。

非難して腐すより、じゃあ

あなたならどう対応するのよって話。

対立しているように見えたり

非難しているのでは、結局は

同じレベルで争っているだけ。

争うは言い過ぎだとしても、

まあ目線の高さは同じだと思うし、

あなたも相手と同じような世界の

住人なんだよという話。

いつかのブログにも書いたような

気もするのですが、できるだけ

視座を高く持ちましょう。

物事を少しづつでもいいから俯瞰して

見る訓練を積み重ねてゆけば、

相手のことを簡単にジャッジしたり

いらんストレスを抱えなくても

済むようになるはず。

そしてもう一つだけ加えるとするならば

「 すべては許し 」

だと思います。

理解して、許して、受け入れる。

なんだか話が壮大な感じになりましたが、

そういう大人って格好いいじゃない。

私の暴言、失言、衝撃発言。

皆さまどうかお許しあれ。