UMEDA SHOTEN

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2021.05.01

虚構に生きる

虚構(きょこう)の意味

1 事実ではないことを事実らしくつくり上げること。
2 人物・出来事・場面などを現実であるかのように

 組み立てること。

昨日は幻想 = illusion について書きました。

そこで思い出したのが虚構 = fiction

以前読んだ本「サピエンス全史」の要点でもあります。

この本はめちゃくちゃ面白いんですが、

なにせ長いっ!(笑)

しかも上下巻あるから何度も眠くなります。

細かく書くと大変なボリュームに

なってしまうので、今回は個人的に最も

目から鱗だった部分について少しだけ。

我々ホモ・サピエンスが今日も

この地球上に繁栄している理由、

皆さんはどう考えますか?

現在の研究では実はホモ・サピエンスは

肉体的に優れていたわけでもなく

知能的にも他より秀でていたわけでもない。

では、どうして勝ち残れたのか?

それは「虚構 = fiction」をつくり

上げることができたから。

というのが著者の提唱するところです。

ではそれを噛み砕くとどういうことなのか?

虚構。すなわち「架空の出来事や

目に見えないもの」を認知し信じること。

まだまだ分かりにくいですよね。

要は実際には目に見えたりはしていない

つくりものの物語や存在、現象などを

集団が皆で共有し力を合わせることが

できるようになった。想像力が大幅に

進化したと言えるかもしれません。

で、何が言いたかったかというとですね。

国家も、宗教も、お金も、法律も

民主主義も、なんなら町内会や自治会も

実はこれら全部、

すべてが虚構 = fiction なんですよ。

すべて人間がつくりだして、多くの人達が

そうだと信じているから成り立って

いるだけなんですね。

凄いですよね、面白い!

本当は固有名詞を例に出すとさらに

想像しやすいのですが、安易に例を出して

「いや、〇〇は フィクションではない!」

などと、その〇〇を信じ込んでいる人に

怒られるのも辛いので、あとは皆さん

ご自分で認知革命してみてください(笑)

それでですね。この世の中の大半の事は

フィクションだという理解ができると

これまた毎日が楽しくなりますよ。

あ、そうか。あれもフィクション

これもフィクション。それなら自分も

このフィクションの波に乗って

いっそ楽しんでしまえと(笑)

だってフィクションなんだもの。

「一度きりの人生。

 せっかくなら君もこのフィクションの

 ビッグウェーブに乗らないか?」