良いとか悪いとかの意見や感想ではなく、
先週まで体調を崩していた中で得た気付きを
今日はお話してみたいと思います。
上手く伝わるかは分かりませんが、
ここまでの人生において基本的に
「 体調が悪い 」
状況に置かれている期間が長い人に、
ハッピーに行こうぜ!
前向きに行こうぜ!
下なんて向いていないで元気に行こうぜ!
なんて説いたり、ポジティブを
共有しようとしたりするのは、
お互いのバックボーンがあまりにも
違い過ぎて難しい。
というかもうこれはアウト。
翻って私はどうなのかと申し上げますと。
今でこそ45歳を越えて、
疲労に対する回復スピードが遅くなったり
BJJでの度重なる怪我などで
さすがに昔のようにはいかなくは
なってしまいましたが、
基本的に私は生まれてこの方
・頭痛になったことはない
・歯も痛くなったことはない
・肩は凝らない
・胃が痛くなったりしたことはない
(一回だけ食中毒になったことはある)
・腰痛とかもない
・足腰もまあ丈夫
と。こんな感じで
「体調が良い」のが当たり前で。
まあ何かあればとりあえず寝れば治る。
病院?
薬なんか飲んだら逆に体調悪くなりそうだし
あんな辛気臭い所に行ったら
それこそなんか余計なもんもらってきそう。
こんな感じの無知と偏見にあふれた
あほんだらですので、全くもって
体調のすぐれない方々のお気持ちを
察することができず、その節は
各所に多大なるご迷惑と不快感を
与えておりましたことを
ここにお詫び申し上げます。
そうですよね。
無理ですよね。
体調もすぐれない、
どこかしらが痛む軋むの状況の中
頑張れだの、楽しめだの、
ポジティブにいこうだの、大丈夫だ、
だの。
そんなこと言われても難しいですよね。
だって、それどころじゃないんだもの。
下手したら毎日を生き抜くので精一杯。
表からは見えないけれど目の前のその人は、
そんな状況のなか毎日を
戦っている人なのかもしれない。
今回は自分が体調不良になったから
気付きましたー! とかいう、
単純であほくさいお話ではなくて。
ここまでの人生が基本的にずっと
体調悪くやってこられた方との
会話のやり取りで、確かにそうだよな。
と、深く頷かされた。 そんなお話。

ですよね。 日々、生き抜いているあなたを心の底から応援いたします。