UMEDA SHOTEN

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2022.03.06

レボルシア

今回は何を書こうかと考えていたところ、

たまたまNETFLIXで見つけた映画が

今まさにリアルタイムで起こっている

出来事の前段階を知るうえで非常に

勉強になると思い、寒の戻りを感じさせる

雨の午後に食い入るように鑑賞しました。

WINTER ON FIRE

国家のよりよき未来を願う平穏な
学生デモが、過激な暴力革命、
そして大規模な公民権運動へと
変貌していったウクライナの
93日間を追ったドキュメンタリー。

現在渦中にある同じウクライナで2004年に

起こったオレンジ革命の後、

2013年~2014年にかけて起こった

「 マイダン革命 」と呼ばれる

運動を追ったドキュメンタリーです。

私自身もオレンジ革命まではなんとなく

知ってはいたのですが、恥ずかしながらこの

マイダン革命は全く知りませんでした。。

全く知りませんでしたが

遠く離れたこの西側ヨーロッパ諸国とロシアの

緩衝地帯では、その時も今に続くストーリーの

端緒が凄まじい激しさで繰り広げられて

いたことをこの映画で知りました。

感想は人それぞれ。

そしてこれに限らず全ての事象において

言えることなのですが、物事は

立場や視点が変われば全てが変わる

ということ。

市民には市民側の理想。

政府には政府側の思惑。

ウクライナにはウクライナの歴史、言い分。

ロシアにはロシアの歴史、言い分。

そこにさらに西側ヨーロッパ諸国の思惑、

アメリカの思惑、中国の思惑、エネルギー事情、

若者層と高齢層の価値観の相違、

国の境界線とそこに住む民族はまた別問題、

現代ならではのネットやSNSを駆使した情報戦。

常々お話ししていることなのですが、

物事は正しい・正しくないとか

善だ悪だとかの二元論で語れるほど

単純なものではないってこと。

私の正義は誰かの正義ではないかもしれないし、

誰かの不幸は私の幸せかもしれない。

そんな視点を持ちながら今のウクライナ問題を

見ると、これがいかに善だ悪だなんていう

シンプルな話ではないかを思い知らされます。

最後に印象に残ったキーワード、セリフ、

まとめなどをメモして終わります。

・マイダン革命 → EU協定 

 今回の露侵攻 → NATO加盟

・マイダン革命直後の同年にクリミア併合

・クリミアと東部ウクライナ地域の第一言語が

 ロシア語の住民の割合は75%以上とのこと

・ウクライナは親欧米派と親露派が常に綱引き

・神父「 この教会の鐘を全て鳴らしたのは

    1240年にタタール人が侵入して以来 」

・若者「 この戦いに勝って

    自由世界の一員になるんだ !」

・市民「 今ここで勝たないと一生奴隷だ」

・「 20年前の独立は本当の独立ではなかった 」

・「 自由な人は決して屈しない 」

・日本の日常では忘れ去られている

 人間の剥き出しの暴力

・革命には体力が要る、若さが要る、そして

 宗教というものが麻薬のように効いてくる

・それらの点から鑑みても我が日本では

 あと30年は革命や騒乱は起きない気がする

・何故なら国民が困り切っているわけでもなく、

 追い詰められて崖っぷちでもなく、

 上手に上手に飼いならされているから

・ちなみに上記の30年の根拠?

 個人的にお会いした時にでも聞いてください

・結局はやったもん勝ちなのがこの世界さ

NERV最高司令官の言葉を再掲しておきます。

 「 また逃げ出すのか? 自分の願望はあらゆる犠牲を払い

 自分の力で実現させるものだ。 他人から与えられるものではない。