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2024.02.11

n=1

「 何かの方程式ですか?」

そうではございません。


n=1 (えぬいこーるいち)とは

自分の主観や体験のみに基づいた

一般性に欠ける情報

基本的には他人に振りかざすものではなく、

自戒を込めて

「 n=1で恐縮なんですけど… 」

のように使う。


まあ実際、私の周辺で

この言葉を直接使用されている場面に

遭遇したことは無いのですが。

でも一面においては

なかなかに奥深い言い回しだとも感じます。

あなたも日常の様々な場面において、

もしかして「 n=1 」で判断をして

しまっている事って結構ありませんか?

私がとりわけ多く感じる場面は、

人に対する印象や判断、好き嫌いなど。

とにかく一つの側面だけを見て

物事やその人の全てを判断・理解したとして

決めつけてしまうことの危険さと愚かさ。

かく言う私自身も、

どんなに気を付けていても往々にして

このようなミスを起こしそうになります。

否、起こしていますね。。

当たり前かもしれませんが書きます。

物事、できごと、人間、その他

あらゆる事象は

・一部分が悪いと全部が悪く感じる

 一部分が良いと全部が良く感じる

 ( んなわけあるかい )

・その全てが悪いなんてことは無く

 その全てが良いなんてことも無い

 (そらそうや)

・先入観で判断をしない

 これあれは良くないもしれないが

 ここあそこはNICEだね!

 (そうそう、そういうこっちゃ)

十把一絡げにして判断をしてしまうのは、

あなたや私が思考を省いているため。

「 いちいち個別に判断するの、

 考えるのはめんどくせー( ゚Д゚) 」と

なっているから。

思考停止

しているから。

そうじゃなくって、面倒かもしれませんが

個別案件で冷静に判断しましょうよって話。

物事や人には色々な側面があるから

好きか嫌いかで分けない、判断しない。

それはあまりにも短絡的で

「 n=1 」的な判断。

だって嫌でしょ?

自分もある一面だけでこうだと

決めつけられたり、わけの分からない

レッテルを貼られたりするのは。

様々な情報を集め、n=1 で判断せず

物事を多角的に見られるような人間が

周りから少しでも増えていけば

気持ちの良い人生になるだろうなあ。

どんだけ頑張ってみたところで 好きにはなれない人がいて

けどその人もきっとどっかの誰かにとってはかけがえのない人で

本当の形は目に見えるものと チガッタリシテルンダロウ

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