です。私は。
いや、割と本気で無いのです。
手に入れようとするから苦しくなるのです。
という、割と深いようなお話。
本当は先週末にこの内容の文章を
書こうかと考えていたのですが、
世間様はクリスマス期間真っ只中。
そんな雰囲気を敢えて壊す必要も無いので、
敢えて大晦日に書くことにしました。
そして私の立場上、以下に書く
私見の内容に起因して好ましくない感想を
持たれるかもしれないですが、知りません笑
ブログなんてただの覚え書きなので。
普段より様々な年代や性別の方々の
お話を聞いている中で、
私個人の感覚・感想として
「 どうしてこうも次から次へと
欲しいものが浮かんでくるのかな?」
「 何かを欲しいという欲望はどのよう
にして湧き上がってくるのかな?」
と、折々考えていました。
年末年始暇なので。
嘘です。暇ではないけど
ちょっと調べてみました。
・どうも欲望。それが欲しい、あれが欲しい
と思うのは結局は誰かの真似事、
誰かがそれを所持しているから
自分も欲しいと思うメカニズム→
確かにそうかもしれない。
かく言う私も小学生の頃にはご多分に漏れず
皆と並んでビックリマンチョコシールを
必死になって集めていたので、現代っ子が
ポケモンカードに必死になるのを笑えず。
もちろん○○君が新しいファミコンソフトを
買ってもらえば、自分も親にねだる。
さながら周りの人間が iPhone 新製品を
手に入れれば自分も買い替えたくなる心情。
また、友達が新しい自転車に乗り換えたら
自分も親に死に物狂いでねだり、
あの手この手を使って新しい自転車を
手に入れようと頑張った。
だから大人になって新型で、高級だったり
他人が羨むような車に乗りたくなるような
気持ちもよーく分かる。
・誰かの欲望を真似して生きていると
不必要な競争や争いが起きる→
人間は比べてしまう生き物なので
一定これは仕方がないことなのですが、
その「 欲望の枠組み 」「 欲望レース 」に
巻き込まれているうちは、アホみたいな
無用の競争・争いから抜け出せない。
例えば期間限定品、数量限定品、
特別仕様車、特注、別注、お取り寄せ品。
私の考えでは、結局のところ
「 欲望レース 」に巻き込まれているのに
何が特注・別注やねん。
言うほど特別のものでもなかろうもん。
・欲望には二種類が存在する
「 薄い欲望 」と「 濃い欲望 」
薄い欲望とは中身が軽くて底の浅いもの
であり、流行や周りの環境によって
コロコロと変わり、手に入れたとて
その幸せな気分が長続きしない。
濃い欲望とは自らの心の真ん中から
沸々と湧き上がってくるものであり、
周りの流行や環境にフラフラと影響されず
実現すれば幸せな気分が長続きするもの。
いかがでしょうか?
別に私は誰かが何かを欲しがることや、
所有するという願望を否定する立場では
決してありません。
むしろそのように渦巻く欲望が
人類の歴史を作り上げ、より良いものに
発展してきたことは疑う余地もありません。
ただ、私の周りの誰かが
他人の作ったような枠組みや
レースに走りまわされ翻弄され
疲れ果てているような姿を見かけた時、
もっと自由な価値観で生きられる。
本当に自分に必要なものとは何?
というような視点を
時には立ち止まり、深呼吸をして
自分に問いかけてみるのも大切なんだよ。
と、いつものように面倒くさい話をして
煙たがられるのもまた一興。
あなたの人生の幸福は
あなたの思考の質によって決まる
マルクス・アウレリウス
そうだ。 聞いてやるだけだぞ。