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2023.04.30

リッチなライフ

「 金とか物が君にとってのリッチなの?」

「 私にとってのリッチとは

       人生そのものだよ 」

これは40数年以上前に亡くなってしまった

タフ・ゴングの通称で愛された

レゲエの先駆者、ボブ・マーリーが

インタビューを受けた際の一節です。

インタビュアーが

「 あなたはリッチですか?」と

ボブ・マーリーに聞くと

「 君の言うリッチとはどういう意味だい?」

と、ボブが聞き返す。

そこでインタビュアーが

「 ボブ、あなたは多くの物を持っていたり

  銀行にたくさんのお金が入っているの?」

と、聞いたところ彼が答えたのが

冒頭の2つのフレーズです。

リッチとは人生そのものだ

言葉の意味はよくわからんが

とにかく凄い豊かで、満たされて

いるような感じは伝わってくるぜ(笑)

所詮、お金や物は

何かと何かを交換するための道具。

あなたの自尊心を満たすためのお飾り。

いくら道具やお飾りを取り揃え手に

入れたとしても、本物のリッチってのは

そういうものとは一味違うんだぜ。

彼ならそう言うんじゃないかと妄想します。

お金や物はあるに越したこたーない。

こたーないけど、それよりも私は

その日その時のパッションや経験を

楽しみたい。大切にしたい。

それが私にとってのリッチ。

「 そんな事を言えるのは、

  あんたに余裕があるからだーよ。」

そうかもしれない。

そうかもしれないけれども、

自分の置かれた環境を卑下したり

周囲に原因を求め他責になるのも

これまたくそしょうもない。

もし明日死んだとしても

目を閉じる瞬間に、死を悟った刹那に、

自分のライフ(人生)はリッチだった!

そう自然と思えるように

仕事も趣味も、やりたいことを全部やる。

経験する、行ってみる、聞いてみる

食べてみる、読んでみる、会ってみる。

死ぬとなったその時に残るのは

お金でも物でもなく、経験と思い出。

やと思うで。

新しい岐南の壁が、少しづつ姿を現してきたで。

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