世の中には本当に十人十色、
人の数だけ様々な考え方や
物の捉え方があると思います。
「 この世に起こるすべては必然で、
全てのことに意味がある!」
「 だから私が生まれてきたことにも
意味がある!」
「 私がこの世に生まれてきた
意味ってなんだろう?」
うーん。ごめんなさい。
意味なんてねーです。
と、思います。
そんな具合で、
往々にして自分探しの旅という
出口の無い迷路へと自らをいざないだし、
そのセルフラビリンスの中で
にっちもさっちもいかなくなる。
こんな場面に出くわしたことあるような、
ないような。
私はどちらかというと
逆に考えていますかねー。
全ては偶然の産物であり、
そこに意味などは無い。
偶然、父と母が
偶然、岐阜で出会い
偶然、私が生まれ
偶然、祖父母が始めた会社を
偶然、長男なので家業として継ぎ
偶然、その家業も嫌いなもんじゃなく
偶然、取引先や出会う人に恵まれ
偶然、従業員や仲間にも恵まれ
偶然、体格は良くないけれど健康にも恵まれ
偶然、今日まで好き勝手やっている
ね? 全ては偶然の賜物じゃないですか?
別に私じゃなくて、
他の誰かでもよかったはず。
大切なのは
その偶然をいかに味方につけて、
あたかも必然だったかのような結果に
結びつけるということではないでしょうか?
あなたと私が出会ったのも偶然。
偶然として生まれ、
偶然のように死んでいく。
というわけで様々なことが偶然に
起こるんだけれども、人は偶然だと
納得ができないので、それぞれの出来事に
もっともらしい理由付けを無理矢理して、
自分に対しての納得感を出している。
そして、
しばしばその無理矢理つけた理由づけに
自ら悩み苦しんじゃったりもする。
What a coincidence!
ラーメンとレモンとの出会い。 それは偶然なのか、必然だったのか・・・