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2026.09.12

冷たい人間

普通の感性で生きていれば誰しもが、

そんな風な印象を他人から

持たれたくないのは至極当然の

ことだと思います。

そうであるとすれば、たとえ

ある人のことを何かしらの理由から

「 この人は冷たい 」と感じたとしても

あなたの目線や主観だけでその人を

「 冷たい人間だ 」などと断罪することは

お互いを不幸の連鎖に巻き込むだけの、

得策だとは思えない思考とも言えます。

これらのことを私の代わりに

永井圭の母親が見事に代弁してくれて

おりますので、今日はそちらを一連の

流れでご紹介したいと思います。

「 永井圭 」誰ぞや?

について、もしも興味がございましたら

是非ともお調べください。

それでは物語のバックグラウンドを

簡単にご紹介いたします。


永井圭には幼少期から病弱で、

頻繁に入院治療を受け続けている

妹がいます。

妹は兄である永井圭が幼少期、

圭が飼い犬の死を全く悲しまずに

「また買えばいい」と言い放った姿や、

幼馴染の海斗を「メリットがない」という

理由で切り捨てた姿を目撃します。

そのため、兄の本性を

「合理的すぎて冷酷な人間」

だと捉えており嫌悪していました。

妹は「兄は自分のことしか考えていない」

と信じ込んでいますが、実際には圭は

妹のことを大切に思っていました。

圭が、過酷な逃亡生活や戦いに身を投じる

大きな動機の一つは

「妹の治療費を稼ぐため」であり、

「妹に危害が及ばないようにするため」でした。


以下、場面は母親が

妹が入院している病院を訪れ、

二人で圭について話している

シーンに移ります。


妹:「兄さんが、、

   あり得ないでしょ、あんな冷たい人」

母:「冷たい、、 ね」

  「圭は私似だけど、あなたは

   お父さん似ね、極めて情動的」

  「あなたのような人達には圭が冷たく

   自分勝手に見えるかも知れないけど」

妹:「そうじゃん」

母:「圭は合理的なだけで

   冷たいという訳じゃないわ」

  「あなたが兄さんをそう見るように

   なったのは、海斗君の一件ね」

  「圭は9歳で医者になると決め、

   そのために私の助言を聞き入れ

   海斗君を切ったのよ」

  「医者になるのなら海斗君との付き合いは

   将来的に確実に弊害になるからね」

妹:「友達を捨てたりするのが

   冷たくないって言うの!?」

母:「ええ 彼が医者になろうとしたのは

   あなたの病気を治すためよ?」

  「だから海斗君を切った、

   より近しいあなたのためにね」

妹:「なんですぐそうどっちかって言うの?」

  「みんな大切にしたらいいじゃん!」

母:「私は元ERの医師よ、

   身に染みてわかってる」



母:「かと言って、あなたや

   お父さんの人間性を否定している

   わけじゃないから安心してね」

  「だって、お父さんのそういうところを

   好きになったんだもの」

  「本当は心配なんでしょ?圭のこと」

妹:「 。。。」


人それぞれ、

捉え方は色々あって当然です。

日々、様々に心が揺られ動く場面は数あれど

その時にちょっと立ち止まって一呼吸して

「冷たい」「冷たくない」なんかの

二元論で考える癖を、

みんなが少しずつ緩和できたら

私もこんな風に、誰かの背中を押したろかい。

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